論理・表現の勉強法(高校英語テスト対策)
論理・表現の勉強法について、英語専門プロ家庭教師が解説します。
勉強法のポイントは、一言でいうと「文法」を重視すべきである、
ということになります。
- 各章で扱われている「文法が何か」に注意
- 教科書のワークを使う
- 副教材(自習課題)をしっかり
目次
論理・表現の授業
論理表現は、教科書に忠実に従った授業をしているのあれば、
下記のようなイメージの科目です。
- 英文法を学びながら
- 英語で書いたり
- 英語で言ったりする
自分の言いたいことを「正しい文法で英語で表現」できるようにする科目です。
教科書各章の「文法事項」は何か
論理・表現の教科書はおおむね下記のような構成になります。
教科書による違いはありますが、自分の教科書を確認してみてください。
- 文法のまとめ(その文法を使った「お手本」英文)
- 英語で書いてみる
- 英語で言ってみる
教科書の構成は上記のような形ですが、
試験問題を作るという観点と、大学受験に向け英文法を学ばなくてはならないことを考えると、
少なくとも最初は「文法問題」が出題の中心になるのではないかと推測します。
ですので、
各章で扱われている「英文法」が何かに注意してください。
教科書の目次や章の始めに、章ごとに扱う文法が時制、助動詞、受動態、、等、記載されていると思います。
教科書ワークを使う
教科書ワークを採用している学校なら、ワーク(「EARTHRISE」なら「EARTHRISEワークブック」)が重要になります。
文法が大切というものの、文法問題は教科書には記載があったとしても数問です。
昨年までの「英語表現」のように右側のページは文法問題がびっしり並ぶ、ということはありません。
というわけで、文法問題の演習については、教科書準拠ワーク、もしくは後述の文法系副教材で補う形になります。
ワークが文法問題が中心で試験範囲になるのであれば、ワークをしっかりとやることが試験対策につながります。
論理表現ワークの勉強法
ワークによって違いがありますが、文法解説+演習問題で構成されていると思います。
まず、解説を読んで、演習問題を完璧に解けるようになるまで何度も繰り返します。
その際に、一気に解説を読むのではなく、小項目ごとに解説を読んだらそれに対応する問題を解く、というやり方がベストです。
(どの解説がどの問題と対応しているか、書いてくれていない場合は、一気に読んで一気に問題を解くしありません。)
詳しくは→「英語表現の勉強法」のページも参考にしてください。
論理表現ワークの勉強法(総合英語参考書)
論理表現教科書ワークに記載されている解説だけでは理解が難しい場合、
総合英語」系参考書で、教科書の各章ごとの文法を探してそれを読むのが一番確実です。
総合英語とは(入学時に購入したものの本棚に眠っている)厚めの英語参考書で、例えば、
「VISION QUEST総合英語」「EVERGREEN総合英語」などです。
副教材(自主課題)の重要性
論理表現の教科書ワークに加えて、もしくは、その代わりに文法系副教材がある場合は、
その文法問題を完璧に解けるようにします。
代表例は「Evergreen Grammar 30Lesson」や「高校リード問題集英文法A」などです。
その他に、英語例文集などの暗記も課されている場合は、しっかりと暗記をします。
論理・表現の授業内容と範囲表をしっかり確認
論理表現の勉強法について説明しました。
ここで説明したのは一般論であり、学校の先生や教科書の種類、ワーク、副教材によって大きく変わります。
論理表現は今年(2022年度)から始まった新しい科目です。担当の先生自体も授業の進め方を模索している状況だと思います。
まずは授業内容と試験前に配られる試験範囲表をしっかりと把握して、試験に臨んでください。