浪人生、英語最初の一冊(超基礎編)

英語専門オンライン家庭教師の高橋です。

今年の入試も大半が終了し、残念ながら浪人を決めた方もいるのではないかと思います。

そこで、浪人を決めた直後に学習すべき参考書を今回は紹介します。

特に、中学英語英語の基礎から復習を必要とする浪人生が

英語の勉強をまず何から始めるべきを「超基礎編」として書いていきたいと思います。

ポイントは、中学レベルの単語力と文法の基礎です。

中学レベルの英単語の復習

現役時代に英単語帳を進めていた方は多いと思います。

しかし、英単語集にも様々なレベルがあります。

学校の指定された難しいレベルの単語集を使い続けていたり、

自分の実力と合わないレベルの単語集使っている受験生を多く見ます。

  • 英単語ターゲット1900(青い表紙)
  • システム英単語(Basicでない方)

など大学受験用の単語集には、当然ですが中学レベルの単語は記載がありません。

しかし、長文の中には中学レベルの単語は当然のように出てきますし、

意外にやさしい英単語が原因でで長文の文意を取れなくなってしまっている可能性があります。

ですので、念には念をいれて中学英単語の見直しを浪人を決めた段階でしてみてはどうでしょうか。

私が勧めるのは、『中学英単語1900』(文英堂)です。

一つの例文中に5個前後の単語や熟語が入っている中学生版の『DUO』というイメージです。

中学英単語1900

英文法(英文構造分野)の復習

英語の文は

「5文型(SVOC)」と、そのSVOCの各パーツに説明を加える「修飾部分」に大別されます。

その5文型と修飾部分の関係を知るために最低限必要なのが下記の分野です。

文型、不定詞、動名詞、分詞、接続詞、関係詞

私は「英文構造分野」と呼んでいますが、上記の分野は中学二年から学び始めます。

ですので、まずは中学2年の復習から始めてください。

中学レベルのみを徹底したければ『英文法パターンドリル』の中2、中3用(文英堂)

パターンドリル中2中3

中学レベル+高校の初級まで見たければ、『英文法基礎10題ドリル』(駿台文庫)をお勧めします。

英文法基礎10題ドリル

英語の基礎を中心に

今回は超基礎編として、中学英単語と中学英文法の復習について書きました。

浪人の1年間は長いようで意外と短いです。

夏が終わるとあっという間に過去問演習をする時期になります。

遠回りのように感じるかもしれませんが、

浪人を決めた今だからこそ、時間を割いて英語の基礎力構築をしてみてください。