全寮制中学高校の家庭教師(英語・オンライン)

英語専門のオンライン家庭教師として全国で活動しています、英語見直し工房の高橋です。

全寮制の高校や中学に通う方からのご依頼について、どのように指導をするのか、過去の生徒さんとの授業例をご紹介したいと思います。

寮の個室や、帰宅時に英語の家庭教師をつけて勉強をしたい、という方の参考になればと思います。

オンラインに移行前からも含めますと、下記の学校の生徒さんの担当をしてきました。

  • 函館ラサール中学、高校(北海道)
  • 海陽学園中等教育学校(愛知)
  • 秀明高校(埼玉)
  • 川崎医科大学付属高校(岡山)
  • 島根県立高校

全寮制中学高校の家庭教師(指導法)

全寮制中学高校の指導には、大きく分けて3つのパターンがあります。

  • 帰省時に集中的に
  • 週末の帰宅時
  • 寮の個室において

全寮制中学高校の家庭教師(帰省時型)

ゴールデンウィーク休暇、夏休み、冬休み、春休みなど、ご自宅に帰っている期間に集中しての授業を行います。

全寮制の生徒さんで一番多いタイプの指導形式です。

学校の補習の場合

多くの場合休み明けに「実力テスト」や「課題テスト」などの長期休業中の課題をベースにした試験があるため、

学校補習指導の場合、英単語帳の暗記補助や、学校の英文法ワークなどの課題を進めながらテスト対策をします。

また、次学期に向け教科書(トレジャー、コミュニケーション英語、英語表現(論理・表現))の予習も、時間の許す限り行います。

CROWN 高校 英語表現

受験対策の場合

帰省時型の生徒さんの場合、次の長期休暇まで3~4か月指導期間が空いてしまいます。

受験対策の場合、本来は毎週授業を行って筋道をを立てた指導が良いのですが、それが不可能なため、

帰寮後にやってもらいたい問題集や参考書を、休暇中指導の最後に生徒さんにお伝えします。

【例】

〇5月の河合マーク模試前

【単語】「システム英単語」2章+3章+多義語

【熟語】201~300 と 1~300(3周目)

【文法】ファイナル問題集(標準)1~9の復習

【読解】河合マーク模試の過去問(黒い本)を解く

〇夏休みまで

【単語】「システム英単語」3章復習+多義語復習+4章 ※夏休みにテストします

【英文解釈】「基礎英文解釈の技術100」100まで ※節と句をカッコでくくる、訳はノートに書く。

【英作文】「パターンで解く英作文」 ※自分の解答をノートに書く、巻末の例文を覚える(夏休みにテストします)

【英熟語】ジーニアス1000

【文法】ファイナル問題集(発展)1~9

【読解】ハイパートレーニング(標準)と(難関)

150パターンで解く英作文

全寮制中学高校の家庭教師(週末・寮の個室型)

週末にご自宅に戻られる生徒さんの場合は、ご自宅に戻られた際にオンラインでの指導が可能です。

また、最近は寮に入っていても塾や家庭教師をつけたいという希望があるようで、特にコロナ後には、寮内でオンライン家庭教師を許可する学校が増えているようです。

寮の個室でスマートフォンやタブレット、パソコンが使える生徒さんの場合は、オンライン授業により、通学制の学校の生徒さんと同様の、曜日を固定した授業が行うことができます。

個室でない生徒さんの場合でも、パソコン等を使用する専用の部屋を設けている学校もあり、そのお部屋から毎週授業を受けていた生徒さんもいらっしゃいました。

全寮制中学高校では「夜間学習」や「義務自習」といった、夜に2~3時間の自習時間があるのが普通のようです。

その時間に「何をやってよいか変わらない」ということが無いように、毎回宿題を出すことで、勉強の習慣をつけていただいてます。

書画カメラ

「夜間学習」や「義務自習」をどう使うか

学校によりますが「夜間学習」や「義務自習」の時間には特にやることは決めらていないため、とりあえず机には向かうものの、その時間を有効に使っている生徒は少ないようです。

私からの宿題を出されて始めて、積極的に自習時間を活用できた生徒さんもいます。

夜の自習時間は、通学制の学校にはない全寮制学校のメリットですので、ぜひこの時間を活用してもらいたいと思います。