通信制高校英語レポート提出支援
英語専門プロ家庭教師の高橋です。
今回は、
「通信制高校の英語のレポートの作成」指導
のお話をしたいと思います。
例として、最近指導した生徒さんの教科書、
コミュニケーション英語、東京書籍さんの『All Aboard! English』 にふれながら説明します。
学校や使用する教科書によって多少指導法が変わるかもしれませんが、
英語家庭教師のレポート作成授業がどのようになるのか、参考になるかと思います。
通信制高校英語レポートの家庭教師(英文法)
まずは、『All Aboard』 教科書の本文を、一緒に読んで内容を確認していきますが、
その前に章末の『Target Plus』で、その章で学ぶ「文法事項」について説明をします。
例えば、「未来進行形」がテーマであれば、
- どんな形で、どんなことを意味するのか、
- 「現在進行形」や「過去進行形」と何が違い、何が同じか
などを説明していきます。
そのあとで、『Practice』を解いてもらい生徒さんの理解度を確かめます。
文法の説明の際には『All Aboard』の教科書はもちろん、
家庭教師の授業で、大学受験指導の際に使っている、
自作プリント集の『文法解説ノート』も使いながら、
できるだけ大学受験のことを意識した形で指導を行ってます。
通信制高校英語レポートの家庭教師(教科書本文)
続いて教科書の本文を生徒さんと家庭教師が一緒に、教科書の本文を訳しながら進めていきます。
上記の『All Aboard』では『Target Plus』で扱う文法事項(復習)以外の文法事項も、
本文には当然でてきますので、生徒さんが疑問を感じたところなどは、立ち止まって復習をします。
また、新出の単語や熟語などは、通信制高校のレポートの問題になっている場合が多いため、それらには特に注意しながら、進めていきます。
大学受験を目指す生徒であれば、私との普段の授業で使っている単語集で確認もしてもらいます。
通信制高校英語レポートの家庭教師(レポートの作成)
単語熟語、文法、教科書本文の内容理解まで進めば、
レポートの作成はそれほど難しくありません。
レポートの問題はだいたい上記の3つの項目で構成されていることが多いからです。
家庭教師として最近担当した生徒の通信制高校の英語レポートは
- 教科書本文の穴埋め
- 新出単語・熟語
- 教科書本文の内容(ストーリー)に関する選択問題
- 文法(並び替え問題、選択問題)
という問題で構成されていました。
大学受験を目指す生徒であれば、通信制高校のレポート完成で終えてしまわずに、
今回扱った文法事項や関連事項を含む問題も扱って、大学受験に向けた準備を進めます。
教科書が「未来進行形」であれば、「進行形」や「時制」といった項目を解説、問題演習をしていきます。
通常は、教育開発出版さんの『高校リード問題集 英文法A』もしくは『高校リード問題集 英語Ⅰ』を使います。
通信制高校の英語と大学受験
通信制高校の英語教科書のみでは、大学受験、特に難関校に関して対応するのは難しいかなと思います。
ですので、早いうちから、文法だけでも大学受験に向けて自分で勉強を進めておくべきだと考えます。
その良いきっかけとなるのが、「レポート」だと思いますので、
上記のように、レポートで扱った項目に関連する文法事項などを、
是非御自身でも、勉強してみてください。
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