医学部向け 英語力強化
英語専門家庭教師(個人契約)・英語見直し工房の高橋です。
医学部受験生を含め、独自プリントを使い「英語の基礎力」の強化を目指します。
医学部受験対策としては英語が苦手で理系科目の足を引っ張っている生徒さんからの依頼が中心です。
英語基礎力が不安な生徒さんで、医学部を目指す方の向けの指導法について、今回はお話したいと思います。
具体的には、「文法(節と句)」と「語彙力強化」です。
目次
家庭教師 英語医学部対策・長文を読む前に
医学部の受験生にだけでなく、すべて受験生に当てはまりますが、
「英語が苦手」=「長文が苦手」
と言っても過言ではありません。
しかし、長文が苦手だから、長文をどんどん読ませれば英語の成績が上がるかというと、そうではありません。
英文の構造を理解するための規則、つまり英文法まずは習得し、読むための規則をインプットしてから長文を読み始めるべきです。
家庭教師 英語医学部対策・句と節の重要性
長文読解に特に必要なのは最低限の英文法は、「文型」と「句と節」です。
私の家庭教師の授業は、この点を最重要視します。
句と節は、英文法の項目別でみると
- 不定詞
- 動名詞
- 分詞
- 関係詞
- 接続詞
- 疑問詞
で学びます。
不定詞や動名詞は、中学2年で初めて学習しますが、大学受験においても重要な文法事項です。
したがって、生徒さんの現時点の学力に応じて、時には中学の文法まで戻りながらしっかりと文法の復習をしていきます。
中学の復習が必要な生徒さんの場合は下記の『新中学問題集(発展編)中3』がおすすめです。
なんといっても問題演習量が多い。これに尽きます。
そして「発展編」は高校で学ぶ英文法事項まで触れるため、実質的には大学入試の基礎英語まで入っています。
「中学の復習をしていて間に合うのか」というご質問を受けますが、
むしろこの土台を固めないと、高校英語~大学入試英語という大きな家建てられずに、傾いてしまいます。
また、中学生時代に初めて学んだ時と違い、「昔勉強した知識を復活」させる勉強のため、それほど時間はかかりません。
家庭教師医学部・語彙力強化
医学部受験に限ったことではないですが、英語が苦手な生徒さんの場合、語彙力も圧倒的に足りていないです。
また、英単語や英熟語の暗記自体が苦手で、そこを避けてきたという生徒さんも多いため、まずは単語や熟語の暗記を習慣化するところから始めます。
すでに知っている単語がある程度掲載されている「やさしめの英単語・熟語集」から始めるのが良いと考えます。
英単語集や英熟語集を開いたときに知らない単語ばかりだと、やる気がなくなるからです。
下記1から始めて、2(できれば3まで)を進めています。
- 東進ブックスの『フォーミュラ1700』
- 駿台文庫『システム英単語』もしくは『DUO3.0』
- 英検準1級パス単
英熟語に関しても同様です。
『合格英熟語300』が、暗記のスタートにはちょうど良いと考えます。
こちらも生徒さんの到達度に応じて、『速読英熟語』や『ジーニアス英熟語』などに進みます。
家庭教師医学部・英単語が覚えられない
医学部受験生の場合、英語が唯一の文系科目(=暗記が必要)です。
語彙力強化のところで少し触れましたが、「英単語や英熟語を覚えられない」という方が一定数います。
一般的な英単語帳や英熟語で暗記が難しい場合、読みながら覚えるというのも一つの手段です。
英文法をある程度終えたところで、Z会の『速読英単語』や『速読英熟語』を一緒に読み進めます。
この時、「一緒に」というのが重要です。
『速読英単語(入門編)』は中学英語が終わった段階の文法力でほとんど読むことができますが、まだ英語長文も読み慣れていない段階です。
生徒に丸投げしてで何となく読んでもらうのではなく、家庭教師が一緒に読み学生をリードすることで、「長文読解」や英語の勉強に対する重い腰を上げさせることができます。
多少時間はかかりますので、比較的早い段階の高2生であるとか、授業頻度を増やしてもらうなどが必要ですが、この方法で一定の効果が出る生徒もいます。
家庭教師医学部・英語の基礎(オリジナル教材)
医学部受験生は、英語だけに時間を費やすわけにはいきません。理系の科目はさらに重要です。
オンラインの英語家庭教師の授業及び演習の際には、文法解説はオリジナルのプリントを使い、少しでも英語の勉強にかける時間を節約できるようにします。
授業時には、プリントがあることで、解説したことを生徒がノートに書き写す時間を節約できますので、問題演習や疑問点の解説に時間を割くことができます。
また、プリントには文法解説を凝縮して記載していますので、復習や忘れたときの確認時にあまり時間をかけずにチェックすることができます。
すでに医学部予備校や塾に通われている方でも、いつも違う英語講師の教えた方を体験してみたい方向けに、
8回に限定した短期授業を設定しました。お問い合わせなどありましたら、遠慮なくご連絡ください。