Zoom家庭教師の授業
Zoomによるオンライン・プロ家庭教師の英語見直し工房、高橋です。
Zoomを使った授業がどのように行われるか、今回はお話ししていきたいと思います。
目次
Zoom授業用 英文法プリント
家庭教師のZoom授業は、スマートフォンでも気軽に受講が可能です。
しかし「画面が小さくて板書が見えないのでは?」と思いませんか。
そんな心配が無いように、書くことが多くなる英文法の説明では、講師自作の「英文法プリント」を使って、解説を行います。
生徒さんには、同じプリントを郵送又はメール添付(PDFファイル)で事前に送ります。
Zoomの授業中は、送られたプリントがありますので、生徒さんは必要なことをだけを書き加えてゆけば大丈夫です。
プリントを保存することで「自作の参考書」として受験まで復習に活用できます。
Zoomでも『講義型』授業
英文法の授業は、基本事項を解説・講義(インプット)し、講義内容に対する問題を演習(アウトプット)する『講義型』授業にこだわります。
Zoomオンライン授業でも対面でも同じ方式です。
生徒に問題を解いておいてもらい、わからなかったところを質問、家庭教師はそれに答えるだけの授業、、、
では終わらせません。
不定詞を例に取ると、まず、不定詞の3用法(名詞・形容詞・副詞)、it to 、want+人+toなど、まず基本事項を生徒に「講義」します。
そして、理解度を確認するために授業内で問題を少し解いてもらいます。また、次回までの課題としてまとまった量を問題を出します。
講義型にこだわるのは、英語が不得意な生徒さんは、解説がされていないのに「いきなり問題を解いて」と言われても、解くための知識が十分でなく、機械的に答えを埋めるだけになってしまう、とか考えるからです。
また、ある程度英語ができる生徒でも、基本事項を「講義」でインプット、問題演習でアウトプットすることで、「あいまいだった知識」の確認と定着ができると考えます。
Zoomを使った英単語テスト
Zoomの画面で英単語テストを共有して、授業がスタートします。
英単語集の「1~100」など、前の授業で課題として出しておいたものを、授業の始めにテストをします。
対面授業で使っているテスト(20~25単語)と同じものを画面に映し、生徒には意味を言ってもらいます。
英単語の暗記は、大学受験では避けて通ることは出来ませんが、生徒一人で進めるのは、かなりの意思の強さが必要です。
そこで、対面授業の同様に授業の際にチェックを行うことで、暗記の習慣をつけていきます。
スマホ画像で宿題のチェック
宿題は、授業前にスマートフォンの画像に撮って、それをメールに添付して授業前に送ってもらう場合が多いです。
私が生徒と同じノートを共有することで、細かい間違いなどをチェックすることができ、また授業内でチェックするよりも時間が短縮になります。
もちろん、答えを生徒に読み上げてもらうことや、Zoomで映してもらうことでも、宿題のチェックを行うことができます。
対面授業と同様に、宿題はきちんとチェックしていきます。
Zoomで生徒の手元をどう映す?
家庭教師側が自分の手元を映す際には、『>>書画カメラ』を使います。
授業中に生徒さんが解いた問題をチェックする際には、口頭で言ってもらいますので、『書画カメラ』を生徒が用意する必要はあまりないと思います。
また、スマートフォンやタブレットで受講の場合は、生徒さんにカメラを外側に向けてもらい、ノートをZoom画面で共有してもらうこともできます。
スマートフォンスタンドを使うと、スマホやタブレットを手で持つ必要がなく便利かと思います。
アマゾンでは1000円台からあります。
Zoomと対面どちらが良いか?
Zoomのオンライン家庭教師の授業は、対面授業に劣るのでは、と思われる方がいます(自分もその一人でした)。
しかし、決して劣ることは無いと考えます。
むしろ、口頭で解答を求めれらる機会が増えるため、生徒の授業参加意識が高まること、スマホで気軽に授業を受けることができ、いわば「スキマ時間」に授業が受けられる、など良い点の方が多いでと感じています。