新中学問題集(英語)のやり方

英語プロ家庭教師の英語見直し工房です。オンライン授業を東京から全国で提供しています。

新中学問題集、通称『新中問』について今回はお話したいと思います。

  • 慶応中等部(英語I)
  • 北嶺中学校
  • 同志社香里中学
  • 早稲田アカデミー

過去に担当した生徒では、上記の学校や塾などで使用していました。

私立の中高一貫校や、高校受験の進学塾でも採用されいる、評判の良い問題集です。

大学受験生で中学英語から復習する生徒さんに、私の授業では使ってもらっています。

インターネット検索では、塾や学校の宿題対策なのか「新中学問題集 レベル」「新中学問題集 解答」が良く検索されています。

今回は新中学問題集のやり方、特に、「自分で」読み進め問題を解く場合の注意点を下記にまとめます。

学校の授業で扱わず、家庭学習用教材になっている場合などに参考にしてみてください。

新中学問題集(発展編)の構成

私が一番使う、英語中3「発展編」を例に、新中学問題集の構成についてお話します。

各章は以下のような構成になっています。

  1. 例文
  2. Key Points (解説)
  3. 確認問題
  4. STEP1
  5. STEP2
  6. チャレンジコーナー
  7. 読解問題

また数章ごとに「まとめのテスト」があります。

新中学問題集

新中学問題集のやり方(Key Pointsと確認問題)

新中学問題集の各章は、「A」「B」「C」…と項目に分かれています。

その項目ごとに、Key Points + 確認問題 が用意されています。(例外の章もあります)

例えば、関係代名詞であれば、「A」主格「B」目的格 の項目があります。

進め方ですが、「A:主格」「B:目的格」などの項目ごとに

  1. まず解説(Key Points)を読みながら例文を訳してみます。
  2. そして、Key Points のすぐ下の確認問題を解いてみます。

確認問題はKey Pointsの説明を見ながら解きましょう。確認問題を解くことで、Key Pointsの説明の理解が深まるからです。

新中学問題集の解答が配られていれば、項目ごとに1、2が終わったら丸付けをして、自分の理解度を確認します。

新中学問題集のやり方(STEP1)

Key Points と確認問題をすべての項目で解き終わったら、今度はSTEP1に進みます。

STEP1は、項目一つひとつと対応した問題です。

発展編では大問ごとに(⇒「A」)のように、参考にすべき項目が書いてあります。

ですので、

  1. 大問ごとに解く
  2. 大問ことに丸つけ

のように進めて、最後の大問までそれを繰り返します。

間違えた問題は、項目ごとのKey Pointsにもどって解説を読み直し、「どうして間違ったか」を考えてみましょう。

新中学問題集の「STEP1を一気に全部解いて丸つけ」という流れにしない理由は、

大問一つひとつで丸つけをして、間違えを正してから、次の大問(=項目)に進みたいからです。

新中学問題集のやり方(STEP2)

STEP1が終わったら、STEP2に進みます。

STEP1とSTEP2の違いは、問題の難易度が上がるだけではありません。

新中学問題集の英語STEP2はSTEP1と違い、問題が項目ごとではなくランダムです。

不定詞であれば、名詞用法、形容詞用法、副詞用法が入り混じった形で問題が作られています。

ですので、STEP1で項目ごとの理解をしっかりした上で進まないと、どの項目に関係した問題を間違えたのか分からなくなってしまいます。

新中学問題集のやり方(チャレンジコーナー)

チャレンジコーナーはSTEP2と同様、項目がランダムの問題です。

また、入試問題からの出題が多く難易度もあがります。

STEP2同様に、各項目のごとの理解が必須です。

新中学問題集のやり方・まとめ

英語が苦手な方の場合や、初めて学ぶ文法事項を自分で進める場合、

各章で項目ごとに分かれた、Key Pointsと確認問題の理解、STEP1がとても重要です。

私の場合は、この部分にしっかりと時間をかけて、英文法の理解に必要なことをしっかりとインプットしてから、STEP2以降に進んでもらっています。

新中学問題集英語中3発展編は、評判も良いですが、レベル高いです。

ここまで説明した内容を参考に、やり方に十分に注意して、進めてもらえたらと思います。

定期テスト対策

英語オンライン家庭教師・英語見直し工房では、

定期テスト対策として、短期家庭教師をお引き受けしています。

→ 短期・定期テスト対策