模試の英語対策のコツ
東京の英語家庭教師、英語見直し工房です。
模試は何の為に受けるのかというと、本番の入試に向けて試験に慣れるためというのもありますが、
何といっても、志望校を決めるための「偏差値」を知ることができるというのが、
もっとも大きな理由だと思います。
今回は、模試で全力を発揮し、自分の実力を正しく反映した「偏差値」を出すための対策を考えていきたいと思います。
河合塾のマーク模試対策
様々な模試がありますが、その中でも高校の団体受験でよく利用される、「河合塾全統マーク模試」の対策について考えたいと思います。
受験したことがある方は分かると思いますが、河合塾の全統マーク模試はセンター試験とほぼ同じ形式の模試です。
ですので、実力をしっかりと出せるようにするためには、センター型の英語の問題になれておく必要があります。
全統マーク英語は時間配分に注意
センターの英語の問題を解いた方は、分かると思いますが、時間が足りなくなることが多いです。
ということで、センター試験と形式が同じ河合塾の問題も時間配分に注意が必要です。
特に現役生で試験形式に慣れていない場合は、全部解き終わらないことがあります。
実力不足で解けないのであれば、素直に勉強して次回に望むしかないのですが、
本来は解ける実力があるのに、試験になれていないために解き終わらず
「偏差値」が低く出てしまうのは大変もったいないと思います。
ですので、時間配分には十分注意が必要です。
マーク式総合問題集で対策
そこで、全統マーク模試の「過去問」で時間配分の練習や、試験問題に慣れることをお勧めします。
タイトルは『マーク式総合問題集 英語』となっています。(年度版ですので最新版を購入してください。)
この問題集は、例年は過去2年分の河合塾の全統マークとセンタープレテストを載せています。
実際の模試を改編してあるのもありますが、模試がそのまま使われているものもあり、
その時の平均点から割り出したおおよその偏差値も確認できます。
ですので、全統マーク試験の過去問と呼ぶことができ、これを使って模試の対策をすることができます。
模試の偏差値は参考程度だが
最終的には、志望校の赤本を解いて合格最低点が取れるか、というのが志望校選定の基準となると私は考えます。
従って、模試の偏差値は参考程度に考えています。
私の場合は、教えてる生徒がどの程度英語の実力があるか分かりますので、偏差値の上下にはそれほど振り回されません。
しかし、客観的な数値として「偏差値」は高いにこしたことはありません。
ましてや、模試の問題形式に慣れていないから、実力が発揮できないということは避けたいところです。
ですので、模試の「対策」として前述のような問題集があるということを是非知って、利用してもらいと思います。