明治学院の英作文対策(基礎編)
オンライン英語プロ家庭教師の高橋です。
明治学院大学の英作文は、「自由英作文」という、
与えられたテーマに対して自分の考えを書くの英作文(エッセー)です。
難関の私立・国立大学では見かけることはありますが、
明治学院と同じ難易度の大学で見かけることは、女子大を除いてあまり多くはありません。
今回は、明治学院を始め、超難関大学以外で「まとまった量の英作文が出る」学校の対策、
特に英語が得意でない方向け英作文対策を考えていきたいと思います。
明治学院の英作文対策の流れ
明治学院に限らず、英作文の勉強の仕方は、下記のように
文法知識を固めて、答案作成の方法を身につけるという2段階を踏みます。
- 正しい英文が書ける(英文法の修得)
- 自分の意見を100~150字(明学の過去問の例)の英語で書ける(答案作成力)
インターネットで検索「明治学院」+「英作文」を検索すると、
『英作文ハイパートレーニング(自由英作文編)』(桐原書店)
についての情報が多く出てきます。
これは、上記の分類で言えば、2に当たる「答案の書き方」「意見のまとめ方」について記している本です。
今この記事を読んでいる方の大半は、その前の段階で、英文法の知識を使って英文を書く、
1の段階の参考書を探しているのかと思います。
下記では、オススメの参考書を2冊ご紹介します。
明治学院の英作文対策ー『英作文基礎10題ドリル』
単調な例文暗記が嫌な人向け
英作文の勉強は、「英借文」と言って、英語の例文集を暗記し、
覚えた例文を「借りて」正しい英文を書くという方法が一般的です。
しかし、単調な作業の為、挫折することもしばしばです。
『英作文基礎10題ドリル』(駿台文庫)は、
英訳の際の単語のヒントがある英作文問題集です。
例えば、「机の上に本が数冊あります」(※この文は、例として私が作りました)
であれば、「there, some, on を使って英訳」すること。
と言った感じです。
これであれば、英文法や整序英作文の問題を解いている感覚で、文を覚えていくことができます。
巻末には、問題で登場した英文と日本文のまとめがありますので、
一通り問題を終えたら、例文集として、使うこともできます。
明治学院の英作文対策ー『大学入試150パターンで解く英作文』
英文法をじっくり勉強しながら、英作文対策をしたい、かつ時間がある方向けの英作文の参考書が、
『大学入試150パターンで解く英作文』(研究社)です。
最終的に覚える150の例文に対して、
下記の2種類の問題と解説を読み、理屈を伴った暗記の準備をします。
- 日本文に対しての2つの英訳どちらが正しいか選ぶ問題
- 上記の日本文を英訳した文の間違い探し問題
そして、巻末に150の暗記用例文がありますが、これはオマケという感じで、
メインは、例文一つひとつに対する「英文法の詳しい解説」です。
さらっとした解説が好きな方には、詳しすぎるかもしれません。
本のボリュームは相当あり、参考書を読むイメージです。
しかし、比較的早い段階で使用を始め、英文法の知識をもう一歩深めつつ、英作文対策をしたいという方には良い本です。
明治学院の英作文対策ーまず英文法から
明治学院に限らず、英作文対策を始めるには、ある程度の文法知識が必要です。
最低でも、高校の「英語表現Ⅰ」のテキストや、
基礎的な文法問題集に出てくるの文法はマスターしてから
英作文用の問題集に当たってください。
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