高2向け大学受験参考書(英語 | 英文法)
オンライン家庭教師の高橋です。東京を起点として全国に向けて英語の授業を行っています。
今回は、
受験勉強を始める高2生(特に、英語が苦手な方)で、中学の復習から始めたい方向けに、英文法のオススメ参考書・問題集とその選び方のお話です。
目次
英文法の単元と、小項目に分割(選び方)
高2生で、英語を苦手とする生徒さんが、問題集を選ぶ場合下記の3点に気を付けてください。
- 英文法の単元ごとになっている
- 小項目に分割されている
- 小項目ごとに複数の問題がある
1、英文法の単元ごと
不定詞、動名詞、関係詞といった項目に分かれているとよいでしょう。
2、小項目に分割
不定詞の中で、さらに「名詞用法」、「形容詞用法」、「副詞用法」、「意味上の主語」などの小項目にごとに分割して問題が掲載されていると、一つ一つの項目ごとに理解していくことができます。
3、小項目ごとに複数の問題
例えば、名詞用法の不定詞であれば、1個だけ問題が掲載されているのではなく、少なくとも5個程度の問題が掲載されているとよいです。
間違えたときに違う問題で再挑戦できますし、同じ項目を扱う問題を数問解くことで「理解したつもり」を見抜くことができます。
英文法の何を優先するか
大学受験の長文を読むために優先したい英文法事項の復習です。
文型、不定詞、動名詞、分詞、関係詞、接続詞、間接疑問文(名詞節を作る疑問詞)です。
英文法パターンドリル(中学2年)
上記の条件を満たす、中学からの復習の問題集をご紹介します。
まずは、「英文法パターンドリル中学2年」です、
この問題集の特筆すべき点は、
例えば、不定詞を名詞用法、形容詞用法、副詞用法に分けて問題を掲載しているだけでなく、
名詞用法をさらに「主語になる場合」、「補語になる場合」、「目的語になる場合」に細分化して問題を載せている(セクションを分けている)ことです。
そして問題数も各セクションごとに15問づつあります。
「英文法パターンドリル中2年」では、上記の記載の優先項目のうち、
- 不定詞
- 動名詞
扱われています。
英文法パターンドリル(中学3年)
続編の「英文法パターンドリル中学3年」では、
下記が扱わています。
- 文型、
- 不定詞(疑問詞+to, want+目的語+to~など)、
- 分詞
- 関係詞
- 接続詞
- 間接疑問文
英文法パターンドリルをやる順番
中2範囲の、不定詞や動名詞の解説の際に、文型(主語、補語、目的語)の知識が必要ですので、
文型の理解が不十分な生徒さんは「英文法パターンドリル中3年」の「文型」だけ先にやってから、
「英文法パターンドリル中2年」始めるとよいでしょう。