関西医科大学の長文読解「英単語と英文解釈」
英語専門のオンライン家庭教師として、東京から全国で授業を展開してます。
オンラインに変更してからは、関東圏だけでなく関西圏の大学をめざず生徒さんを担当することが増えました。
今回は、関西医科大学の医学部に合格した生徒さんの例を参考に、
「英単語の暗記に主眼」を置いた「英文解釈」の参考書・問題集を使った勉強法をお伝えします。
メリットは下記の2つです
- 単語力の強化
- 英文構造(いわゆる構文)把握の時間短縮
関西医科大学、英単語集だけでは暗記は不十分
関西医科大学の入試だけでなく、単語の暗記は大学受験には欠かせないものです。
しかし、ただ英単語集を暗記しただけでは不十分で、その単語を使って長文読解をすることが難しいと考えます。
実際に経験してみると分かるのですが、覚えたつもりの単語でも長文の中で出てくと、
- 英単語集で覚えた記憶はあるのに…この単語の意味が出ない
- 英語長文を読んでみて、英単語の日本語の意味が初めてしっくりきた
などといった経験があるはずです。
そのような状況を克服するために、英文解釈の文を訳すことで単語を覚えていくのが、
使える英単語暗記への近道であると私は考えています。
関西医科大学の英単語、なぜ英文解釈で覚えるか
英文解釈の本は、
- 単語の意味が問題文の近くに書いてあり
- それを使って訳すことが前提の本
を選ぶのが大切です。
もちろん、辞書を使って一つ一つの単語を調べていく方が良いのですが、時間がかかるため途中で挫折する原因になります。
あらかじめ単語の意味が記載されている英文を訳すことで、その単語を使って訳しながら進めていく
というのが、この勉強のやり方のメリットです。
関西医科大学の英単語暗記用・英文解釈問題集
まずは、英文解釈の技術100シリーズです。
私の担当した生徒さんには、「基礎英文解釈の技術100」から始めてもらいました。
難関国立大学の問題が多く、英文構造も難関ですが「英文解釈の技術100」を次に進めてもらいました。
「学校の友達が、これを使って単語を覚えたのでやってみたい」と生徒から要望があり、さらに
関西医科大学で英文解釈は必要か
関西医科大に限らず、近年難しい構造の英文の出題が減っているため、
難解な構造の英文をあえて和訳させる「英文解釈」は不要という先生もいらっしゃるようです。
しかし、上記の本をまわしてもらうことで、結果として私の担当した生徒には
- 英単語力の強化
- 英文構造(いわゆる構文)把握の時間短縮
というメリットがありました。
結果として、長文を読む時間の短縮ができ、余裕をもって入試に望めたのではないかと思います。
全ての方に合った勉強法ではありませんが、「やってみよう」という方は是非試してみてください。