英文法の勉強法(大学受験)
大学受験の英語家庭教師として東京地区で活動しています。
英文法の勉強を始める際にどのような点に注意をすべきかを、考えてみたいと思います。
英文法問題を解くだけでは時間の無駄
「英文法の勉強=問題集を解くこと」と思っている生徒さんが大変多いです。
しかし、
英文法の基本事項のインプットが無い状態で、いきなり問題を解いても、解答・解説すら理解することができず、効率が大変悪いです。
例えば、
「関係代名詞」の問題を解き、間違えたので解答・解説を読んでいるとします。
解説には「主格の関係代名詞whoを入れる」と書いてあっても、基本事項(『主格』や『who』をどういう場合に使うのか)がインプットできていないと、この解説を読んでも意味が不明になってしまいます。
英文法基本事項のインプット
上記の問題を回避するために、まず英文法の基本事項をインプットして、その直後に問題を解くようにします。
例えば、
高校で渡されていた参考書(『evergreen』,『Be』や『総合英語×××』など)で、「関係詞」の項目を読んで、
そのあとに「関係詞」の問題をやっててください。
このようにすることで、インプットした英文法の基本事項があるため、問題を間違えた際に解説が理解しやすくなります。
英文法の基本事項と問題がセットの問題集
英文法の基本事項を読んだ後、問題でアウトプット、という上記の方法ですが、参考書と問題集の2冊必要なのが、個人的には好きでありません。
「英文法の基本事項のまとめ」と「英文法の問題」が一つになっている問題集が便利と、私は考え、「新中学生問題集」や「リード問題集」を生徒にやってもらっています。
これらは適度な基本事項の解説があり問題量も豊富で良いのですが、塾専用で市販がありません。
市販の物で良い問題集があれば、今後紹介していきたいと思います。