標準英文法・語法問題1000の解答と勉強法
英語専門のプロ家庭教師としてオンラインで活動しています、英語見直し工房です。
いいずな書店の『全演習 標準 英文法・語法問題1000』について、今回はお話しようと思います。
目次
全演習 標準 英文法・語法問題1000とは
全演習 標準 英文法・語法問題1000は、タイトル通り、英文法と語法の問題集です。
「学校専用販売品」といって、学校での授業や自習用に使用されるテキストで、学校の先生を通してしか新品は購入できません。
様々な大学入試の文法問題が文法項目別に並んでいて、解説はありません。
高校英文法が一通り勉強し終わった後のタイミンクで、大学入試の問題にチャレンジするために使われると考えます。
全演習 標準 英文法・語法問題1000の解答
この本には「仮定法過去とは何か」のような基本事項の解説の記載がなく、問題だけが並んでいます。
『全演習 標準 英文法・語法問題1000』を自力で解けるだけの英文法知識が生徒にあれば問題ありませんが、
英文法の基礎に不安がある場合は、自力で解く、つまり予習をするのは難しいと思います。
従って、定期テスト対策は、英語の授業での先生の解説や解答を手掛かりに復習を中心に攻めます。
授業では、すくなくとも「解答」を聞き逃さないよう、しっかりノートを取ってください。
解答を配ってくれる先生であれば問題ありませんが、
配ってくれない先生で、聞き逃した場合は友達にノートを借りて、解答だけは手に入れるようにしてください。
全演習 標準 英文法・語法問題1000の『スタディポイント』
全演習 標準 英文法・語法問題1000の別冊『スタディポイント』が配られている場合は、それが唯一の「解説」になります。
ただ、その解説は「例題」のみについてです。
全演習 標準 英文法・語法問題1000は「例題」と「演習問題」から成っていますが、
『スタディポイント』はその例題部分についてだけ、文法事項の解説と解答が記載されています。
例題は一問ごとに「仮定法過去とは何か」「仮定法過去過去完了とは何か」など、
英文法の項目内の小項目が幾つか含まれ、
例題を解けば基本事項を「ある程度」復習できるようになっています。
「演習問題」については解説はありません。
「ある程度」としたのは、本当に基礎から解説しているわけでなないのと、
例題だけではすべての小項目を扱っているわけではない為、文法事項を基礎からすべて復習するのは難しいからです。
『スタディポイント』を使い「例題」で基本事項を復習した後は「演習問題」に進みますが、
やはりすべての文法事項を扱っているわけでは無い為、演習問題を十分に理解しながら解くのは難しいでしょう。
全演習 標準 英文法・語法問題1000の勉強法
解答の丸暗記でなく、その解答の理由を理解しつつテスト対策をしたい場合は、どうしたら良いのしょうか。
学校の授業で先生が一問一問しっかりと解説をしてくれていればそのノートを使えば良いです。
ただ、ノートだけで理解できるほどの解説をしている先生はあまりいないです。
ですので、
理想の勉強法は、
『Evergreen』などの英語の参考書を読み、文法事項を各項目ごとに理解してから、
『全演習 標準 英文法・語法問題1000』の例題や演習問題を解くというものです。
しかし時間が無い場合はは、
「英語表現Ⅰ」や、文法の基本を勉強した過去の教科書(中学時代のものも含め)を引っ張り出します。
そして、そこに書いていある基本事項の解説を読んでみてください。
参考書よりはコンパクトに解説がまとまっているので、それで時短ができます。
先生やチューターに質問する
塾や予備校に通っている場合は、先生や質問を答えてくれるチューターさんに、解答の理由を聞くのが一番早いです。
手前味噌になりますが、
家庭教師・英語見直し工房でもテスト対策を行っています。
『全演習 標準 英文法・語法問題1000』を理解するために必要な文法事項の基本は、オリジナルのプリント使って効率よく解説します。
テスト前だけの利用も可能です。詳しくは →短期テスト対策家庭教師のページをご覧ください。