英文法ランダム問題集のおすすめ

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英文法のランダム問題集について、今回はお話したいと思います。

英文法ランダム問題集とは?

Next Stage(ネクステ)、 UP GRADE、 VINTAGEなどの大学受験用英文法問題集は、

文法項目別(不定詞、動名詞、関係詞など)で一つの章が構成されています。

なので、何度も繰り返していると

「あっ、ここは関係詞の章なので答えはこれかな?」と、

何となく解答を推測して当たってしまうことがあります。

そこで、ある程度文法事項をインプットできた段階で、文法事項がランダムになっている問題集に変更し、入試と同じように

どの文法事項からの出題なのかヒントがない状態で解く練習をします。

私の場合は、桐原書店の通称「ファイナル問題集」、

正式名称『全解説実力判定英文法ファイナル問題集』を薦めています。

英文法ランダム問題集のおすすめーファイナル問題集

『ファイナル問題集』はNext Stageと同じ先生が書いた本ですので、Next Stageとの相性が良いです。

しかし、UP GRADE やVINTAGE も扱っている文法項目はほとんど変わりません。

ですので、ファイナル問題集を使い英文法のランダム演習をすることも十分可能です。

完全にランダムではない

全10回のうち1~9回までが文法・語法・イディオムで、10回目は会話問題です。

全部で二十数項目ある文法・語法・イディオムを毎回すべての項目を扱うのではなく

1回に扱う文法項目は7~10程度です。

1回~3回が1セットで、英文法・語法・イディオム全項目を見渡せる仕組みになっています。

つまり1回~3回・4回~6回・7回~9回と進めてゆくと、

英文法の全範囲を3回転できることになります。

択一問題以外もある

NEXT STAGE等の問題集は、4択問題などの択一問題が主な形式になっています。

しかし、ファイナル問題集は1回分のテストの中に、

  • 択一問題
  • 誤文訂正(間違い探し)
  • 並び替え
  • 言い換え問題

などが入っていて、出題形式の点でも様々な問題に触れることができます。

ランダム問題集はいつから使う?

赤本(過去問)では、文法問題は当然ランダムですので、

赤本を解く前の練習として、ファイナル問題集でランダムに英文法の演習を終えているのが理想です。

一方で、英文法の基本事項を一つひとつインプット・確認、Next Stageなどの英文法項目別問題集を使うのが効率が良いと考えます。

従って、

  1. NEXT STAGE等(英文法項目別問題集)
  2. ファイナル問題集(ランダム問題集)
  3. 赤本

という順番になりますが、受験まで時間が無ければと赤本とランダム問題集を平行して進めましょう。

ランダム問題集を速くに終わらせるには

上記のランダム問題集『英文法ファイナル問題集』は、1回分が30分で50問の問題を解きます。

解いた後は、解説をしっかりと読んで理解をします。

解説を読んでも分からない時は、Next Stage などの項目別問題集に戻ったり

『Vision Quest』 『Fact Book』『DUAL SCOPE』など『総合英語』系参考書(※高校入学時に購入したと分厚い英語の参考書です)の解説を読むのも良いと思います。

私の授業では、

『ファイナル問題集』使う場合は、あらかじめ問題を解き丸つけをしておいてもらい、

間違えたところの解説を私がすることで、無駄な時間を省き「時短」を図っています。

ファイナル問題集の解説を読むのが意外と時間が掛かるからです。

ランダム問題集一緒に終わらせる」などの目的に沿った短期限定の指導も可能ですので、

  • ランダム問題集に取り掛かるのが遅れた方、
  • 一人では取り組めそうにない方 など

こちらのページより(>>英語プロ家庭教師)ご相談ください。