家庭教師の選び方

英語家庭教師を東京でしている、高橋です。

国公立大の二次試験も始まり、今年の受験もいよいよ終盤になりました。

そして、来年受験する皆さんが、塾や家庭教師を捜し始める時期です。

そこで、今回は家庭教師を探す際にどんな点に注意すべきかを、考えてみました。

家庭教師のカリキュラム

家庭教師の先生がカリキュラムを提示できるか否か、を先生選びの1つの基準にしてください。

家庭教師の場合、生徒さん、保護者の方、先生の間で教える内容を決めていきます。

しかし、家庭教師の先生に「おまかせ」の保護者の方や生徒さんが多いと感じます。

私は、体験授業の際に、生徒さんの学力をある程度見極めて、必要な勉強量、使用する問題集、英単語集などを提示します。

つまり、塾や予備校でいうところの「カリキュラム」をお話するようにしています。

一方で、毎回ただ問題を解かせて終わりにしてしまうタイプの先生も多いため、体験授業や指導が始まって早い時期に、カリキュラムを提示してもらうと良いと思います。

インプットとアウトプット

英語の家庭教師なので、「英語」に限った家庭教師の選び方ですが、

先生が、「インプット→アウトプット」の流れを先生が分かっているか、に注意してください。

偏差値が30、40台の生徒さんに、問題集をたくさん解かせても、英語はできるようにはなりません。

まずは、インプット(英文法、英単語、英熟語など基本事項の理解・暗記)をしないと、アウトプット(文法問題や長文読解)をすることは出来ません。

意外に、このインプット→アウトプットの流れの重要さに気付いていない家庭教師の先生が多いです。

実際に授業を受けていない保護者の方には、なかなか判断しづらい基準ですが、英語の成績を上げるには、まずは基本事項のインプットが重要です。

ぜひ先生に確認してみてください。

家庭教師をつける理由を明確に

最後に、英語に限らず大学受験の勉強を教えてくれるところは、塾、予備校、インターネットなど、多く存在します。

他の指導方法ではなく、家庭教師をあえて選ぶ理由を明確にすべきでないかと考えます。

家庭教師は、生徒一人ひとりの学力に合わせて、教えてもらうことができる、というのが最大の利点です。

その他にも、どうして家庭教師という指導スタイルを選ぶのか?という明確にすることが、良い家庭教師の先生に出会えることにつながると思います。