英語が苦手な医学部受験、最初の１冊

オンライン・英語専門プロ家庭教師の高橋です。

医学部を目指す方を含め、英語を苦手とする方や、中学英語に戻った指導を得意としています。

医学部を受験する場合、現役生・浪人生を問わず英語以外の理系科目に時間をかけてしまい、

英語をじっくりと勉強できていない方が多いのではないかと思います。

今回は、英語の勉強が遅れていると感じる、

特に英語が苦手（偏差値40台）の受験生の方に向けて、

医学部対策の英語で「最初の一冊」について考えます。

整序英作文と長文対策を一緒に

私大医学部で整序英作文が多く出題される、と聞いたことがある受験生は多いのではないでしょうか。

一方で、医学部に限らず、大学受験の出題量・配点の中心は長文読解にあります。

であれば、

長文読解と整序英作文の対策を一緒にやりながら

基礎力を付ける方法を取るのはどうでしょうか。

医学部の長文読解対策だからと言って、基礎力養成に特殊な勉強は必要ありません。

まずは、読むためのルールである文法に手を付けていきますが、下記の単元を優先させてください。

これらは、文の構造を把握する上で非常に重要な項目です。

先にあげた文法事項は文の構造（＝文の作り方）を学ぶことができる為、

整序英作文対策としても、重要な部分です。

つまり、上記の文法事項を学ぶことによって、長文対策と整序英作文対策をすることができます。

医学部専用の問題集ではないので、知らない方も多いかと思いますが、

『英文法基礎10題ドリル』という駿台文庫の問題集がお勧めです。

特徴は、５文型だけで１章（４２ページ)を使っている点です。

通常の問題集では、数ページで終わってしまう「５文型」ですが、この本ではしっかりと学ぶことができます。

英語の苦手な方は、５文型に（正確に）分けられない、傾向にあります。

様々な修飾語がつきますが、どんな長い文でも英語は結局「５文型」に分けられます。、

従って、英語の基礎と言える「文型」をこの本で学んで、

整序英作文や長文読解への基礎を作ってください。

ただし、この問題集はそれほど解説が多くない為、

中学英語に不安のある方は、もう少し基礎の戻った勉強が必要です。

過去の記事を参考にしてください >>医学部受験で英語が苦手、何から

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