推薦・AO入試の英語対策
東京で英語専門家庭教師しています、英語見直し工房です。
2学期になり、AO入試や推薦入試が本格的に始まる時期になりました。
エントリーシートや推薦書等と面接で合否が決まることが多いようですが、英語の試験を課す大学もあります。
今回は推薦入試やAO入試での「英語」の対策をどうしたら良いのか?
特に、いままで何も英語をやってこなくて、
- 何をして良いかもわからない、
- 試験まで1・2週間しかなく、時間がない
場合についての対策を考えてみたいと思います。
※私の私見ですので、自分の受験する大学の傾向がはっきりしているのでああれば、それに合わせて対策を立ててください。
一般受験と同じ勉強をするのが確実
一番確実なのは、一般受験をするつもりで対策を立てていく方法です。
つまり、単語熟語を覚え、文法、長文読解を勉強するというやり方です。
実際、数年間に一般入試志望から、「英語の試験があるAO入試」に変更した生徒も、
「一般受験対策でやっていた内容が役に立った」と話していました。
その生徒とは、2年生の1月から一般入試対策に向けて勉強していたので、AO入試のあった10月には、一通り英文法が終了し、長文読解もどんどん進めているところでした。
単語帳、熟語帳も進んでいて、語彙力もありました。
英単語と熟語を徹底する。
何か1つに絞って対策を立てるとしたら、「語彙」を増やすのはどうでしょうか?
つまり、英単語と英熟語を時間の許す限り徹底することです。
理由は、「直ぐに取り掛かれる」から。
本来であれば、一般受験を目指す受験生がやっているように、英文法・長文読解をできるようにするのが一番安全です。しかし、時間がかかります。
英単語・熟語であれば「覚えるだけ」です。
通学時間や休み時間、試験のギリギリ前まで、いわゆる「スキマ時間」にサッと勉強することができます。
長文問題や英文法問題を解ときに、語彙が無くては問題文意味を理解できなくなってしまいます。
AO・推薦入試に「落ちた」場合も視野に入れる
英単語や熟語の暗記をお勧めする理由は、AO・推薦入試から一般入試を目指すことになった場合の対策もあります。
AO・推薦狙いで、一般入試の勉強をこれまでしていない人も多いと思います。
しかし、確実に合格する指定校推薦等以外の推薦やAO入試では、落ちる場合もあります。
ですので、仮に落ちてしまった場合に、「一般入試を目指すことになった場合でも使える知識」を蓄えることが必要と考えます。
英単語と熟語は、英語の勉強のすべての土台になります。
ですので、何か一つに絞ってAO・推薦対策するのであれば、「語彙」の増強をしてみてはどうかと思います。