中高一貫校の英語 学校準拠型
中高一貫校の英語教科書や学習内容に準拠した英語指導も行っています。
- 短期指導
- 学校教科書の補習(定期テスト対策)
- 長期での大学進学対策
- 内部進学
- 全寮制中高の長期休暇
など様々なご要望にお応えしています。「やる気のある生徒」であればで現時点の学力は問いません。
指導した生徒の主な学校
【関東圏】慶応中等部、開智日本橋、頌栄女子学院、世田谷学園、成蹊、九段中等教育学校、専修大松戸、広尾学園、城西大川越、横浜雙葉、桐朋 、秀明(埼玉)、公文国際、学習院女子など
【中京圏】東海、海陽学園【近畿圏】奈良女子大付属中等教育学校、同志社香里【福岡】東福岡自彊館【北海道】函館ラサール、北嶺 など
今回は中高一貫校、特に中学の段階で英語がつまづいてしまった場合の対策について、実際にどのように授業をしているかについてご紹介したいと思います。
目次
中高一貫校の英語の授業タイプ
中高一貫校の英語教科書は、大きく分けて3つのタイプがあります。
- タイプA 検定教科書(NEW HORIZON、NEW CROWNなど)+英文法問題集※
- タイプB 担当の先生作のプリント(学校独自教材)+英文法問題集
- タイプC 検定外教科書(NEW TREASURE)+NEW TREASUREワーク・文法問題集
※英文法問題集とは「新中学問題集」「シリウス」などの学校・塾用の教材などです
検定教科書+文法問題集型(タイプA)
タイプAの生徒に行う授業は、主に次の3つになります。
教科書:本文の和訳のサポート
文法問題集:文法の理解、他の問題集での演習
その他:単語テスト、自主学習教材のペースメーカー
検定教科書(NEW HORIZONやNEW CROWNなど)
NEW HORIZONなどの教科書に関しては、すべての文章(長文)を文法・単語に注意しながら説明を行います。
その後宿題で、全て和訳しておいてもらい、次回の授業でチェックをします。
ここでポイントは、(先に)解説→(後で)宿題和訳という順番だと私は考えています。
英語力のある生徒であれば、
(先に)生徒に和訳させる→(後で)授業でチェック、という流れも可能だとおもいます。
しかし、英語の基礎力不足の場合、
生徒が訳を自分で作るのが難しい為、まず先に教師が解説行って、生徒は訳をするだけの状態を作ってあげることが大切だと考えています。
基礎力が無い場合は、新出の文法だけでなく既出の文法も解説する必要があるため、進みは遅くなりますがしっかりと解説します。
文法問題集
新中学問題集、シリウスなどの文法問題集については、
「問題集に記載の解説部分」が理解ができる生徒であれば、問題集の解説に沿って私が説明を行います。
一方で、英語につまづいてしまった生徒の場合は、上記の解説だけでは理解が難しいため、
「一歩戻ったレベル」のプリントや問題集を使って解説と演習をしてから、学校の問題集を解いてもらう場合もあります。
単語暗記と自主学習教材
授業では扱わないが中間・期末の範囲に入るという「自主学習教材」が、中高一貫校には多いことが特徴です。
単語帳の暗記
単語集は自主学習教材の代表格です。
学校によっては、範囲がかなり広い場合があるので、春・夏・冬などの長期休暇中にできるだけ進めておきます。
私の授業では、学校の範囲に合わせて(少し先取りで)毎回単語テスト行います。
実施方法は、授業内でテストを行う場合と、PDFファイルで事前に保護者の方にお送りし、生徒が解答したあと送り返してもらう場合など、生徒によって様々です。
問題集等
単語集の他に、長文問題集であったり、先ほどお話した新中問やシリウスなどの文法問題集が「自主学習教材」になることもあります。
生徒の英語力によっては、授業内で時間を取って解説をしなくてはいけない場合もあり、非常に扱いが難しいのですが、中間期末の大きな割合を占める場合は、しっかりと時間を取る必要があります。
プリント(学校独自教材)+英文法問題集(タイプB)
学校の先生が作るプリントと、アウトプット用として文法問題集を進める、という場合もあります。
こちらに関しては以前このブログで詳解した慶応中等部の試験対策の記事を参考してください。
NEW TREASUREなどの「検定外教科書」(タイプC)
検定外教科書である「NEW TREASURE」を使う学校も多くあります。
少しお話が長くなりそうなので、このCタイプについては、次回の記事でお話をしたいと思います。
中高一貫校 英語学校準拠型指導について
中高一貫校の英語の進め方は、本当に様々な形式があります。
多少時間がかかる場合もありますが、中学の段階の英語は大変重要なので、特に文法には時間をかけて指導を行っています。