コミュニケーション英語の試験対策(保護者向け)
オンライン英語家庭教師の英語見直し工房、高橋です。
今回は「テスト前だけ勉強する」かつ「英語が苦手」な生徒さんが、
コミュニケーション英語の試験勉強を始める際に、保護者の方は何に注意をしてあげたら良いのか、
「試験勉強の準備」のサポートについて、お話ししたいと思います。
目次
コミュニケーション英語の「全訳」を持っているか?
コミュニケーション英語(略称:コミュ英)は、一言で言うと、長文を読む授業(長文読解)の授業です。
教科書の長文の訳を予習(宿題)として生徒に作ってこさせて、
先生が生徒を指名し訳をさせる、というスタイルが一般的なコミュ英の授業です。
普段予習をしていない生徒さんの場合、この「訳」を作っていないことが多いため、試験勉強ができないことがあります。
ですので、まずは
試験範囲の「訳」を持っているか
を確認してあげてください。
訳が無ければ、試験勉強中に意味の分からない文に出会った時に、それを生徒さんが確認することができません。
ただ、最近は全訳を配ってくれる学校も増えています。
そういったプリントがあるのかも確認してください。
コミュニケーション英語の「教科書だけ」が範囲か?
多くの高校では、教科書以外の教材が試験範囲になっています。
- 教科書準拠のワーク
- 英単語集の暗記
- 先生作成のプリント
- 自宅学習用教材
生徒さんご自身が「試験範囲に何が含まれるのか」を知らない場合があります。
ですので、
保護者の方は、試験範囲になる教材には何があるのかチェックしてあげてください。
コミュニケーション英語のテスト「範囲の詳細」
英語が苦手な生徒さんの場合、試験範囲の詳細をあまり知らない(興味が無い?)生徒さんが多いです。
何ページから何ページまでという試験範囲以外に、
その中で、範囲から除外される部分や出題の仕方の指定など、出題の詳細が指定されているはずです。
例えば、
- 章末の文法問題は入らない
- ワークの発展問題は入らない
- 新出単語はつづりは書けるように
などです。
特に、出題の仕方については、先生が授業中に詳細を言っている場合も多いため、それを生徒さんが聞き逃していないか、確認してあげてください。
また、試験範囲の詳細についても「プリント」で配られる高校もあります。
そう言ったプリントの有無も含めて、試験範囲の詳細を生徒さんがしっかり把握しているか、もう一度確認してあげてください。
そうでない場合、お友達に質問するなど、試験範囲の詳細を入手してあげてください。
コミュニケーション英語のテスト試験対策(準備)まとめ
英語が苦手で、試験前一夜漬けで対応している生徒さんの場合、
上記にあげたような点で、そもそも試験準備に取り掛かることができない、ということも珍しくありません。
ですので、保護者の方はこれらの点に注意して、生徒さんの試験対策の準備を手伝ってあげてください。
オンライン家庭教師、英語見直し工房では、
高校の試験前だけ利用ができる「試験対策」短期家庭教師を実施しています。
教科書の全訳を持っていなければ、一緒に全訳を作っていくことも可能です。
詳しくは下記のページ↓をご参照下さい。