英単語暗記と家庭教師

大学受験の英語家庭教師として東京で活動してる、英語見直し工房です。

英語の勉強の関門の一つである、英単語の勉強法について、

やや自己宣伝的になりますが、

家庭教師と一緒に勉強するメリットについて考えてみました。

英単語暗記のペースメーカーとして

英単語の暗記というと、一人で行う地味な勉強というイメージがあります。

しかし一人で行った場合、

「先送り」にして単語学習が進まない

というデメリットもあります。

家庭教師の指導を始めた際に、私の場合は毎回の授業で、単語テストをします。

前回の授業の最後に生徒さんと範囲を話し合い、あらかじめ暗記をしておいてもらいます。

私と約束をすることで、単語暗記の「締め切り日」ができます。

生徒さんはその日に向かって単語を覚えることになります。

毎週決まった単語量を暗記することを生徒さん一人でやるには、

かなりの「強い意志」が必要です。

英単語暗記の仕方を修得させる

英単語を暗記する際にどのように覚えているでしょうか?

  • 単語を何十回も書いて覚える
  • リスニングCDを聞きながら
  • 発音しながら

など、自分にあった覚え方は様々あるかと思います。

しかし、ただ書いてるだけ、ただ聴いてるだけ、ただ読んでるだけ、など暗記自体ができていない場合も少なくありません。

そこで、授業の中で単語の暗記のやり方を、修得してもらうことがあります。

たとえば、10個の単語を一緒に発音した後に、30秒程度眺めてもらい記憶に留めて、

即、私が意味を質問していきます。

全部を解答することができなくても、間違ったところを何度か質問していくうちに、生徒さんは単語の意味を答えられるようになります。

これだと、1ぺージ5分くらいの作業です。

もちろん、時間が経ては忘れてしまいますが、忘れては覚え直す作業を繰り返すのが、単語学習です。

そのやり方を、覚えてもらうのも家庭教師と勉強をするメリットなのかと思います。

英単語暗記のポイントの指示

暗記が進んできた生徒さんに対しては、

単語を暗記する際の注意点などをお話しながら進めてきます。

最近の単語帳には、派生語、反意語、発音アクセントに注意するべきもの、

など情報がつまっています。

そのすべてを一回で覚えることは難しいので、最小限知っておいたほうが良いことを、

こちらで指示してあげて、何が重要なのかを時間のロスなく生徒さんに把握してもらいます。

また、rob と rub、adopt と adapt、experience と experiment、

など

紛らわしい英単語を指摘してあげて、単語帳に書いてもらうなどして、

生徒さんが間違えやすい部分を先にフォローしていきます。

暗記は一人でもできるが、

英文法などと違い、家庭教師が「教える」ものではない、

と私もかつては考えていました。

しかし、何人もの生徒さんが単語で苦労する姿をみて、

家庭教師が授業内であえて一緒に単語を勉強するメリットがあると感じています。

私自身も試行錯誤中ですが、これからも生徒さんが暗記をしやすい環境を考え出していこうと思います。